タイにおけるSNSマーケティングの有用性

UPDATE : 2024/07/05

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タイでは、SNSが広く普及しており、SNSはマーケティング戦略に欠かせないツールになっています。本記事では、日本との比較を踏まえ、タイにおけるSNS事情やSNSマーケティングの有用性をデータを用いて解説しています。

・はじめに

ソーシャルメディアの普及により、SNSは現代のマーケティング戦略において欠かせないツールとなっています。特に、東南アジアの中で急速にデジタル化が進むタイでは、その重要性が一層増しています。本記事では、なぜタイにおいてSNSマーケティングが有効であるのかについて詳しく追及していきます。

・SNSマーケティングとは

SNSマーケティングとは、Facebook、Instagram、X(旧Twitter)、LINE、YouTube、TikTokなどのソーシャルメディアプラットフォームを活用して、ブランドの認知度を高めたり、商品の販売を促進したりするマーケティング手法です。これには、コンテンツの投稿、広告キャンペーンの実施、インフルエンサーとのコラボレーションなどが含まれます。SNSマーケティングの魅力は、任意のターゲット層に直接アプローチでき、双方向のコミュニケーションが可能である点にあります。

・タイのSNS事情

タイではSNSの普及率が非常に高く、DataReportalの2024年のデータによると、18歳以上のSNS利用率は83.7%に達しています。特にFacebookとLINEが人気で、タイのFacebookの潜在広告リーチ数は約4910万であり、LINEの月間アクティブユーザーは約5400万人となっています。

さらに、一日の平均SNS利用時間は2時間31分で、タイのSNS利用者は日常生活の一部としてSNSを活用しています。特にモバイル端末からのアクセスが多く、どこにいても簡単にSNSを利用できる環境が整っています。SNSは情報収集やコミュニケーション手段としてだけでなく、エンターテインメントやショッピングの場としても重要な役割を果たしています。

SNSマーケティング

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(DataReportal:DIGITAL 2024: THAILANDより抜粋)

・日本との比較

一方、同調査によると日本では他のプラットフォームに対してLINE(83.4%)が圧倒的に普及しており、Facebook(24.4%)やTikTok(22.9%)の利用者はそれほど多くありません。一日の平均SNS利用時間は53分で、タイの約35%程度です。日本のSNS利用は、特定の情報収集やコミュニケーション手段として利用されることが多く、タイのように生活の中に深く根付いているわけではありません。

日本のユーザーは、SNS上でのエンゲージメントが比較的控えめで、特定の趣味や関心ごとに特化した利用が多いです。これにより、マーケティング戦略もよりニッチなターゲットを狙ったものが多くなります。また、プライバシーに対する意識が高く、個人情報の取り扱いに慎重な傾向があります。

タイにおける各SNSプラットフォームの広告リーチ数は、2024年初め時点でFacebook(総人口比68.3%)、TikTok(総人口比61.8%)、YouTube(総人口比61.5%)と非常に高水準となっています。対して日本では、Facebook(総人口比12.8%)、TikTok(総人口比21.2%)、YouTube(総人口比63.9%)となっており、タイにおけるSNS利用者数の多さがわかります。

SNSマーケティング タイ

(DataReportal:DIGITAL 2024: JAPANより抜粋)

・なぜタイにおいてSNSマーケティングが有効なのか

上述の通り、タイではSNS普及率が高く、利用時間が長いため、SNSはタイ人にとって生活のインフラの一部になっているといっても過言ではありません。SNSに多くの時間を費やしている彼らに対して、マーケティングメッセージを伝えるための理想的なチャネルとなっています。また、様々なプラットフォームにおいて老若男女問わず多岐にわたる利用者がいることから、マーケティング戦略の幅が広いこともタイにおいてSNSマーケティングが有効な要因です。

・まとめ

今回はタイでのSNSマーケティングの有用性について、タイの利用状況を日本との比較を交えながら紹介しました。タイと日本では、人気のプラットフォームも使われ方も異なっていることがわかります。

SNS利用率が高く、利用時間が長いタイではターゲットに広くリーチすることが可能であり、SNSマーケティングの良さを最大限に引き出せる市場であるといえます。タイでのマーケティングの際は、SNSを駆使した効率的なマーケティング戦略が成功のカギになるでしょう。

・DTK ADのご紹介

DTK ADはタイ・バンコクに拠点を置くインターネット広告・マーケティングの会社です。当社では2013年の設立以来、SNSマーケティングに携わってきました。タイ現地で長年にわたって蓄積されたノウハウを駆使して、タイでの最適なマーケティングをご提案いたします。タイでのマーケティングや広告運用でお困りの場合は、ぜひお気軽にご相談ください。

 

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