SNSマーケティング タイでFacebookを使った動画マーケティングを始める前にみておきたい6つの秘訣 By dtkad Posted on 12 2月 2019 0 117 Views みなさん、こんにちは!DTK ADのマーケター、ボーフィスです。 動画マーケティングがマーケティング手法の一つとしてトレンドになっているのはもはや明確ですね。 でも、どんな動画がいいのか?どうすればユーザーがもっとエンゲージをしてくれるのか?そもそもその動画は良いストーリーなのか?最適なユーザーに動画を配信できているのか? という数々の疑問もあると思います。 そこで、今回は、DTKの今までの動画マーケティングで培ったデータや経験から、タイでFacebookを使った動画マーケティングで成功する秘訣について考えてみました。 ではタイでFacebookを使った動画マーケティングを始める前に見ておきたい6つの秘訣についてご参考にしていただければと思います。 1 売ることではなく、ストーリーを重視する あなたの動画をユーザーに再生してもらうには、ユーザーに何かしらのバリュー(価値)を提供する必要があります。なので、ブランド、そしてセールスにしか重点を置いていない動画は見向きもされない可能性が高いです。 良い動画コンテンツは、ユーザーに関係する「ストーリー」を必ず持っています。 例えば、弊社がHealing and Beauty 49様の為に作成したBBQ用イベントスペースのPR動画にもストーリーを重視したことから、多くの再生数を獲得することができました。 上司に会社の飲み会を急遽頼まれた主人公が急いでバンコク市内の飲み会に最適な場所を探す様子を最初に演出し、最後には楽しく会社の飲み会が成功したことをストーリー形式の動画で作成致しました。 2 Facebook動画では、最初の3秒が命 ソーシャルメディア上でのアテンションスパン(注意)時間は、非常に短いです。実際、平均アテンションスパンは8.5秒というデータもあります。 特にFacebook上では数多くのコンテンツがニュースフィードで表示されるため、ユーザーの動きを止める要素が重要になります。 動画が再生されなくても、動画内容がわかる様にサムネイル画像を用意するなどの工夫が必要になります。 Facebook上で1再生と認識されるには、YouTubeの約30秒からとは違い、3秒からです。 なので、ユーザーに興味を持ってもらえる様なオープニング部分で以下にユーザーを釘付けにできるかがポイントになります。 YouTubeはプラットフォームの特性上、ユーザーは動画を閲覧しに来ているのに対して、Facebookはニュースフィード上に流れて来た動画をたまたま閲覧する場合が多いです。 故に、Facebookに動画を投稿する場合は、短めの動画を作成することがおすすめです。 3 Facebookで最適な視聴者を狙って配信する マーケターの私から見ても、Facebookのターゲティング機能には毎回驚かされるぐらい、Facebookは発達しています。 他のSNSのどれよりもFacebookが飛躍している理由の一つとして、超詳細ターゲティング設定をできることだと思います。 マーケティング担当者ならFacebook広告でターゲット設定をすることは慣れていると思いますが、通常投稿でも詳細なターゲット設定ができることをご存知でしょうか? Facebookのオーガニックリーチが年々下がっている中、最適なユーザーに対して求めているコンテンツを投稿することの重要性が高まっています。 Facebookの通常投稿ターゲット設定では、下記のセグメント設定が可能です。 年齢 性別 場所 言語 興味関心 Facebook内で、このターゲット設定で指定したユーザーに対してだけ、コンテンツを配信できる様になっています。例えば、日本語のFacebookページ内でタイ語のコンテンツを配信したい場合は、言語設定を変更すれば、タイ語がわかるユーザーに対してだけ配信される様になります。 具体的にFacebookページから簡単4つのステップでターゲット投稿をする方法は下記になります。 Facebookページから4つステップでターゲット投稿をする方法 1 新しく投稿をする 通常投稿でターゲット設定をするには、まず「新しいページ投稿を作成」をクリックします。 2 ターゲットボタンをクリックする 投稿ツール内のターゲットアイコンをクリックしてください。 3 ニュースフィードのターゲット設定を行う 次に、ニュースフィードのターゲット設定をユーザーの興味関心別に選択できます。興味関心は16個まで追加できます。 4 プライバシー設定をする。 最後のステップとして、プライバシー設定をしましょう。ここでは、投稿を見ることができる人を制限することができます。 各種設定が完了したら、右下の「保存」をクリックし、今まで通り投稿をするだけです。 4 ストーリーを音あり、音無しでも伝わる様にする。 最近のFacebookアップデートにより、動画コンテンツは音ありで自動再生される様になりました。(携帯でサイレントモードにしている場合は除く。) このアップデートがどの様な影響を及ぼすかはまだわかりませんが、アップデート前の有名メディアが出した報告によると、85%の動画は音無しで再生されていることが明らかになっています。 このデータを踏まえて考えても、ユーザーからFacebook動画に注目してもらう為には、音なし、音ありでも再生されやすい様に動画を工夫して作成する必要があります。 5 CTA(コールトゥアクション)を必ず入れる Facebook用に動画作成をする際に、必ず考えておきたいのがCTA(コールトゥアクション)を動画内に設置することです。 動画の中に挿入するCTAのパターンとして考えられるのは… ページをフォロー/いいねしてね 友達にシェアしてね 動画にコメントしてね 他の動画も見てね などです。 例えば、ソーシャルメディアの神と呼ばれるアメリカの起業家ゲイリー・ヴェイナーチャックさんの動画の場合「シェアしてね」というCTAアイコンを動画の途中で必ず入れています。 Facebook動画のどのタイミングでCTAを挿入するべきか? よくあるCTAのパターンとして3通りあります。 1 オープニング 動画のオープニングでCTAを入れることにより、動画を見てくれているユーザーが確実にCTAを見るようにするための施作です。 2 途中 動画の途中でCTAを挿入することにより、動画の途中まで見てくれているエンゲージメントが高いユーザーに次の行動を促す施作です。 3 エンディング 動画を最後まで見てくれているユーザーに対して、動画の一番最後にCTAを設けることにより、より濃いファンにするための施作として使われます。 インターネット動画作成・分析サービス会社WISTIAの48万個以上の動画内CTAを32万動画を分析した調査結果によると、95.9%のCTAはエンディングに、4%が動画途中に、0.1%がオープニングに部分に挿入されています。 興味深いことに、途中にCTAを挿入している動画が一番コンバージョン率が高いことも分かりました。 途中にCTAを挿入している動画の平均コンバージョン率が16.95%、エンディングの場合は10.98%になります。 これはWISTIAの分析結果なので、色んなSNSプラットフォームでCTAのタイミングをテストする必要があります。読者の皆さんに合う最適な結果を実際にテストして見て測って見てください。 6 Facebook内の検索最適化をする Googleで検索する人は星の数ほどいます。実は近年のトレンドとして、Facebookでも検索をする回数が増えていることは知っていましたか? その数、一日なんと20億回! もし、動画をFacebook内検索結果に引っかかる様に最適化されていないと、より多くのユーザーに見つけてもらえるチャンスを見逃していることになります。 Facebook内検索でユーザーに見つけてもらう為にできる動画最適化方法 1. 動画タイトルにキーワードを入れる SEOでのキーワード最適化と変わりはありません。Facebook内でも、キーワードはあります。 動画タイトルは、ブログで言うH1タグと同じでFacebook検索結果に一番左右される要素です。 FacebookとSEOとの相違点としてあげられるのは、Facebook内検索の要素は約200個ものファクターから決まります。ユーザーが今までエンゲージをした投稿やページ、興味関心までが含まれます。 2. 動画タグにキーワードを入れる。 Facebookに動画投稿をした際に下図の様な画面が表示されます。多くの企業がこの部分を見落としているのも事実で忘れがちな機能なのですが、Facebook内検索に置いては非常に大切なファクターです。 この「タグ」部分にキーワードを5つまで入れることができます。投稿する動画内容がどの様なものなのか、Facebookが認識をするのがこのキーワードによります。 まとめ 最後までお読みいただきありがとうございます。 Facebookを使った動画マーケティングの6つの秘訣が少しでも役に立っていただければ幸いです。 動画マーケティングに挑戦したことはありますか? タイでSNSを使った動画マーケティングをするならDTK ADにお問い合わせください。