SNSマーケティング 【最新版】2018年2月更新!タイのインターネット・SNSの利用状況まとめ By dtkad Posted on 12 2月 2019 0 432 Views 皆さん、こんにちは!DTK ADのマーケター、ボーフィスです。 SNS大国のタイ。SNSのユーザー数も日々増加し、新しいソーシャルメディアマーケティング手法も日々進化しております。 1月31日、ソーシャルメディア・コンサルティング会社「We Are Social」から、最新の調査レポートが発表されました。2017年のタイのSNSユーザー数については以前もご紹介しましたが、今回は2018年更新されたタイのインターネット、SNSの利用状況をまとめました。 興味深いデータなので、ぜひ読み進めてください。 タイの一般的なインターネット利用概況 参照元:We Are Social 2018年時点のタイ人口は、約6,911万人で去年から約89万人増えました。そのうち、インターネットを利用しているユーザーは約5,700万人(全人口の82%)で去年から約1,100万人増加しております。 タイのSNSアクティブユーザー総数は約5,100万(全人口の74%)で、2017年から約500万ユーザー増加しています。 タイのデバイス利用状況 デバイス別でみると、携帯電話の利用率は98%で昨年から2%増加。スマホの利用率は71%で2017年からは1%増加しています。 デスクトップ離れと言われ続けている通り、ラップトップもしくはデスクトップの利用率は25%で去年から1%減少しています。 タイにおけるオンラインメディアの利用時間 タイ人は一日あたりどれくらいインターネットを利用しているのでしょうか? 一日の平均インターネット利用時間は、9時間38分で去年より49分増加しています。1日のソーシャルメディア平均利用時間は、3時間10分で去年より22分増加しています。 タイ人のインターネットの利用頻度 スマートフォンの普及が日々進んでいるタイにおけるインターネット利用頻度はどれくらいでしょうか? 全インターネットトユーザーの90%が毎日インターネットを利用しており、利用率は去年から5%増加しています。 タイ人のインターネットアクセス インターネットアクセスの主役は、スマートフォンに移り変わっています。 モバイルからウェブアクセスする割合は69%で2017年から3%増加。デスクトップ、ラップトップからのアクセスは28%で去年から3%減少しています。 レスポンシブ対応されていないウェブサイトは大至急対応することが求められます。 タイでアクティブユーザー数が多いSNSランキング タイで圧倒的にアクティブに利用されているのはFacebookです。その他のSNSだと、引き続きYouTubeが第2位で去年から8%増加しています。 タイのFacebookユーザーの年齢別利用数 2018年でタイのFacebookユーザー数は約5,100万で去年から約500万増加しています。 上の表はタイのFacebookの年齢別利用者数を示したグラフです。 タイでは、18〜24年代男女と25〜34年代男女の若い層の割合が大多数を占めていることがわかります。日本でのFacebookはビジネスパーソンの利用が多いのでユーザーの年齢層は比較的に高めです。 近年、世界中で話題を集めているInstagramは下図のようになっております。 2018年タイのInstagram利用者数について 2018年、タイのInstagram月間アクティブユーザー数は約1,300万で、去年から約200万増加しています。 男性ユーザーが多いFacebookとは違い、Instagramは女性ユーザーが60%と大多数を占めています。特に、おしゃれやトレンドに敏感な若い世代の女性が多いことは変わらずですが、徐々に上の年代層のユーザーにも普及され始めているという状況です。 おまけ:2018年タイのEコマース事情について LAZADAや11street、Shopeeなど数多くのEコマースサービスがあるタイですが、オンラインペイメントの普及やロジスティックなどの未解決な問題点はまだまだあります。 インターネット利用者数の増加に伴ってEコマースの市場規模も拡大していくことが予想されていますが、どうなのでしょうか? オンラインで商品・サービスを購入するために検索したユーザー割合は71%で、2017年から12%増加しました。オンラインショップにアクセスした割合は70%(前年比13%増)、実際にオンラインで購入した割合は62%(前年比11%増)です。 ここで興味深いのは、Eコマースで購入したデバイスの割合です。デスクトップ・ラップトップで購入した人の割合は52%で去年から23%増加、モバイルでは52%で去年から11%の増加とデスクトップからの購入の増加率がモバイルよりも多い結果となっています。 タイのEコマース・カテゴリー別消費金額 上図はEコマースでの消費金額をカテゴリー別で表しています。 上から順に、トラベル関連(宿泊系含む)が14億4,900万ドル(前年比29%増)、電気製品関連が12億5,800万ドル(前年比14%増)、ファッション・ビューティー関連が5億3,100万ドル(前年比38%増)となっています。 ファッション・ビューティーカテゴリーのグロース率が一番高いので、海外ブランドがもっと進出しやすくなりそうですね。 まとめ We Are Socialの最新調査報告からタイの最新インターネット・SNS事情を抜粋してご紹介してみましたがいかがでしょうか。タイ以外にも、国別の詳細データが公開されています。 世界各国のデータを見るにはこちらから。 2017年のデータは弊社の記事でもまとめているので、合わせて読んでみてください。